7月のアドプトリバー千代崎

room

Adopt a River Chiyozaki, July


7月の花壇 平成28年7月 リバーの花と活動です

7月 - 文月 -

2日/7月に入ると子育てグループが七夕の竹を取りにきます。この竹は、昔、境川の岡田竹材店の岡田さんからこの竹がよいと根付きの竹をいただいたのです。

岡田さんは高齢で店を閉められ、ご子息のもとに帰られましたが、この竹は夏になると笹舟作りや七夕やお祭りに大活躍しています。

3日/余りにも大きくなりすぎた松葉菊。葉をかき分けると長く伸びた枝が垂れ下がっています。重なりあった枝振りを上下に分け、枝ぬき剪定をしました。

枝に日があたると新芽が伸びて綺麗になります。

5日/毎年七夕の頃、地域活動協議会の千代崎食事サービスがソーメン流しをします。青竹から流れるソーメンが美味しいと好評です。

スタッフが心を込めて湯がいておもてなしをしています。

6日/新聞に宇治川の鵜飼が載っていて、一度見たいと思っていました。朝来ると、小魚が沢山群れているのか、鵜がくるくる回りながら魚を囲い込んでいます。

そしてすぐに魚をくわえてあがって来ました。木津川でダイナミックな鵜の漁を見たのです。木津川は雨が降ると汚水が流れて来ます。都市の資産として何時でも魚と鳥が住める美しい川にしてほしいのです。

14日/子育て活動の日
スタッフがソーメンを湯がいて来てソーメン流しとプール遊びをしました。水は美の根幹です。流れる水を感じて食べるのは美を食べているのです。

水遊びは静かに水の感覚を楽しみます。そうした水とのふれあいが一番大切です。

15日/つどいの広場が広場を飛び出してリバーでプール遊びと金魚すくいをしました。風があるのでプール遊びは少しにして、上左 親子に苗の植え付けをしてもらい、自然の営みを伝えました。

上右 金魚すくい。元気な金魚なので手で掴みました。

下左 生存競争に負けた栗のイガが落ちていて、それを集めています。さわって体験です。

下右 蝉の殻が蜜柑の枝に付いています。長い間、土の中で過ごして生まれて来ました。実際に触ると生き物たちの素晴らしさが理解出来るのです。

16日/毎月、第1日曜日と第3土曜日は千代崎連合の清掃活動の日。毎回40人ほどが参加して、松島公園からスーパー堤防などを綺麗に清掃しています。

17日/作業をしていると急に雨が降って来て、池で一休みです。水滴が池に落ちています。この水滴を私は自然の花として見ています。

18日/天神祭が近づくと川が賑やかなってきます。天神祭奉納ドラゴンボートが引き船に引かれて帰って行きます。

カニの子供が歩道橋の通路にいます。この上の花壇には、雀のお風呂があって、雀がいつも砂風呂を浴びています。見つかると食べられてしまうので、池に戻しました。

25日/沖縄の「さがり花」をスタッフから貰いました。鉢に植えかえて池に沈めましたが、枝が伸びて花が下にさがるまで少し時がかかります。

27日/天神祭りも終わり、いつもの船が波を返して通ります。

黄梅が乱れているので、垂れ下がった枝先を切り、立ち上がった枝と中に向かった枝を元から切りスッキリと散髪をしました。

28日/散水していると小さなカエルがドクダミの下から現れ、きれいな蝶も飛んで来ました。出会いがいっぱいです。

リバーでの緑化、子育てなどの取組が評価されて、なにわの日になにわ大賞を受賞いたしまた。みなさまのご協力に感謝いたします。

29日/今度は鵜が二匹で漁をしています。水中では舞を舞っているのでしようか。その見事さに、見ていて見飽きないのです。

31日/6月末に植えたアサガオ。肥料を沢山入れたので、肥料ぼけをおこしていて、花が小さいのです。

7月の花と実

おもだかの花が終わる頃の写真。隠れて咲いていたのです。

コウホネはスイレンと同じ仲間で、葉が似ています。

セリは池に植えると大きな株となり沢山の花を咲かせます。

サルスベリは丸い胞から見事な花を咲かせます。

園児達が植えたゴマ。種まきがおそかったので今年は不作です。

ひ弱そうなツユクサが一番強い草。茎が高くのび、茎から根を出して花壇を覆い隠します。

夏の一年草は、ポーチュラカとマリーゴールドとニチニチ草にしています。

夏から初冬の頃まで長く咲くので植えています。

野生化したシオンが所々に咲いています。

西表島アサガオは暑くなると本領を発揮します。

野鳥の食べ物がなくなると、最後にピラカンサの種をついばみます。

今年も栗のイガが痛くなってきました。