アドプトリバー千代崎の記録

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Adopt a River Chiyozaki, Archives


最初の活動/平成15年3月1日
木津川の護岸が落書きされて見苦しく、治水事務所の要請で日吉連合と千代崎連合と青少年団体が落書きを消しました。閉ざされていた川がこの時、始めて市民と関わりを持ったのです。

平成14年、「水の都」の再生シンボルとして「水の都大阪水都再生構想」が策定されました。それを受けて平成16年、木津川の河川敷が緑豊かな水辺環境と賑わいづくりに向けて整備されることになりました。この整備にあたり、ここを市民が緑化活動をして、 子供達の故郷をづくりを提案しました。そして、管理する西大阪治水事務所と千代崎連合振興町会がアドプト協定を結びました。その時にお願いしたことが2つありました。一つは樹木のことで、都市の樹木は豊かさが無いので、果樹の植栽をお願いしました。 もう一つはビオトープ。子供達が自然を感じる水辺をつくりたくお願いしました。

木津川環境整備工事
環境整備工事は平成16年3月から始まりました。河川敷の工事は台船と船を使い、川から整備されました。

デザインはシンプルにして、花壇を深くお願いしました。花壇が深いと保水力が生まれて雨水で緑化が出来るのです。ビオトープも深く基盤から70センチ上げて造っています。

平成17年5月
ベージュと緑と赤い河川敷が出来ました。

最初の活動/平成17年10月31日
リバーの認証式を翌年3月の大阪緑化まつり開催に合わせるように、春の花の種と苗を植えました。お昼は焼きそばをだし、芝生の手入れもしました。

ビオトープ
長さ10メートル、幅2メートル深さ70センチの池です。電気がないので浄化設備が出来ない、という課題がありました。故西村氏の提案で池に石を入れ石の隙間が水の涵養地にする工事をしました。そして資材も提供してくれました。

池に変成岩の砂利を8割ほど入れています。左右には水生植物のスペースとして、赤玉土を入れています。

池開きは金魚とメダカを入れました。

芝生花壇
子供達の活動場所、芝生にも花を植えたく、桧の丸太で花壇をつくりました。

認証式まで時間がなく温床をつくって花を育てました。土が新しいのでスイトピーなどが良く育ちました。

葡萄棚
葡萄棚の基礎はセメントで固められているので、丸太を積んで葡萄を植えました。

和歌山県桃山町
苗木の状況と土質を見ておきたく、2月中旬に治水事務所にお願いして和歌山県桃山町の苗木生産地を見学に行きました。みかんの産地だけあって広大な苗畑にみかんの種類が豊富でした。早く成長する夏みかんと花柚をお願いしました。
①百日紅と山茶花の畑 ②みかん畑

平成18年3月 
待ちに待った苗の搬入と仮植え。丸い花壇のあいだに杏や山桃などを植えていきました。

認証式/平成18年3月25日
第23回全国都市緑化大阪フェアに合わせて認証式をしました。

良い天気に恵まれたくさんのご来賓が列席下さいました。杏や山桃などを記念植樹しました。

千代崎女性会の皆様、ご協力ありがとうございます。